借り換えのメリット
現在カードローンを利用中で、毎月の返済額で悩んでいるなら、借り換えのメリットがあるといえます。カードローンの借り換えとは、現在利用しているカードローン会社の金利と比べて低いところを選ぶため、利息を減らす効果がある方法です。また、毎月の返済額を調整することも可能なため、月々の返済額で悩んでいる人に適しています。
例えば、借り換えの一例として次のような方法があります。同程度または金利が高い消費者金融から、アコムのカードローンに乗り換える方法です。アコムは初めて利用される方に対し、最大30日間利息が無料となります。そのため借り換えすれば、最初の30日間が無利息で利用でき、全体にかかる利息を減らすことができるのです。
借り換えのデメリット
借り換え専用ローンの申し込みだと、借り換え対象となるローン残高の範囲以内の借り入れしかできません。返済のみのローンのため、追加の借り入れはできないことになっています。借り換え専用ローンは、完済を目指すもののため、何度も借り換えできるわけではありません。
また、借り換えで今より毎月の返済額が減ってしまうと、返済期間が長引き借り換えで金利が下がっても、かかる利息がそれほど変わらないこともあります。借り換えはシミュレーションを利用し、結果的にメリットが高いと判断した際に利用しなければなりません。例えば50万円15%で借り入れしており、毎月1万5千円の返済では44回のところ、毎月1万円の返済では79回払う必要があります。
借り換え時の審査基準について
カードローンの借り入れの際でも、新規借り入れと同等の審査基準となります。審査基準は各金融業者によって異なるため一概にいえませんが、すでにどこかのカードローンを利用されている方なら、借り換え時の審査も問題なく通る可能性があります。
ただし、借り換えとなると現在すでに他社で借り入れしている状況となるため、総量規制の関係上、借り入れできる限度額は減ってしまいます。総量規制とは、年収の3分の1までしか借入できない制度で、消費者金融が当てはまるものです。そのため、総量規制の基準となる年収の3分の1ギリギリまで借入されている場合は、必ず借り換え専用申し込みを通すようにしましょう。借り換えに関しては総量規制の対象外のためです。
こんな借り換え業者に注意
毎月の返済額で困っているとしても、違法業者と契約を結んではいけません。違法業者の勧誘方法は、雑誌の広告、ダイレクトメール、電柱の張り紙、電話などを使っているのが特徴です。「必ず借り換えできます」「他社で断られた方でもOK」などの謳い文句で広告を打ち出しています。よく見てみると、金利や上限金額などの詳しい条件が記載されておらず、貸金業登録の記載もありません。お問い合わせ先が電話番号のみで、住所の記載がない場合は、100%違法業者だといえるでしょう。
例えば、名前が知られているアコムの例を取ると、関東財務局長(14)第00022号 日本貸金業協会会員 第000002号と書かれていることがわかります。「関東財務局長(14)第00022号」にある14とは、更新の回数のことで、3年ごとに更新すると数字が増えるため、アコムは3年ごとに14回更新していると判断できます。この数字が1と少ない場合は、一度も更新していない意味となるため、違法業者かどうか見極める必要があるのです。
「日本貸金業協会会員 第000002号」とは日本貸金業協会の会員番号2番目ということです。現在登録している件数は005997まであるため、アコムは古くから営業している消費者金融だとわかります。
アコムで借り換えするメリットは?
借り換えとは消費者金融から、金利の低い銀行系のカードローンに借り換えることを意味しています。消費者金融は上限金利が18.0%のところも少なくないのですが、銀行系なら上限金利が15.0%のところもあるため、金利差で借り換えのメリットがあるからです。しかし、銀行には審査期間が長い、審査基準が厳しい場合もあるため、借り換え先として選択できない場合もあります。
そこで候補として挙げられるのが、アコムのような消費者金融です。貸付金利は3.0~18.0%なので、条件によっては18.0%となる可能性があります。そうなると、決して条件が良いわけではありません。しかし、アコムにはそれ以上のメリットがあるため、条件によってはお得に借り換えができます。
アコムはネットで3秒診断が可能なため、時間のロスが少ないです。3秒診断で借り入れが可能な場合は、そのままネットで契約まで可能で、かかる審査時間は最短30分となります。思い立ったらすぐに借り換えができるため、メリットが高いといえるでしょう。また、クレジット機能付きカードの発行も可能で、カードローンとショッピング機能の2種類を兼ね備えたカードを持つことができます。毎月のクレジットカードでの支払いも1つにまとめることで、支払い忘れが少なくなり支払いの手間がありません。
支払いが苦しくても債務整理はおススメしない
毎月の支払いが苦しいなら、債務整理を利用すればいいのではないか、そう思われる方もいるでしょう。債務整理の任意整理の場合は、確かに利息が下がる場合もあります。しかし利息の再計算は、利息制限法に基づく減額のみなのです。以前は利息制限法の金利以上でお金を貸すこともできたため、長期に払い続けていた場合、利息制限法の計算方法で利息が0円になるケースも少なくありません。しかし、現在の金利は利息制限法に統一されているため、最近カードローンを借りたばかりの方は、債務整理するメリットはないのです。
また、債務整理をした情報は、信用情報機関に5年間登録されるため、その間は新たにお金を借りることはできません。債務整理を選択しても減額されないこともありますし、利用できたとしても5年間お金を借りられないのはデメリットでしかないでしょう。
それよりも、アコムのように貸付に対する利用目的を問わず、担保が不要で、安定した収入がある方ならパートやアルバイトでも申し込みできるほうがメリットは高いのではないでしょうか。アコムは働く女性を応援しており、女性専用フリーダイヤルの設置もあります。
債務整理を選択すれば、弁護士とのやり取りをしなければならず、非常に煩わしい思いをしてしまいます。そうなるよりも、アコムのような金融会社に借り換える方が賢い選択ではないでしょうか。